病歴・就労状況等申立書の書き方テンプレ【そのまま使える例文つき】

病歴・就労状況等申立書(精神)の書き方テンプレ

そのまま写せる見出し・例文・NG/OK例・チェックリスト付き。
最終判断は診断書・記録の確認が必要です。迷ったら初回60分(5,500円)で一緒に仕上げましょう。

※本記事は一般情報です。個別事情により異なります/商用転載・再配布は不可(個人の申請利用は可)。

使い方(3分)

  1. 下記テンプレの角かっこ【 】の指示に沿って、あなたの事実を具体的に入れます。
  2. 事実 → 影響 → 配慮・結果」の順で書くと一貫します。
  3. 診断書の「日常生活能力の判定・程度」の内容と矛盾しないか最後にチェック。
コツ:「毎日」「たまに」など曖昧語は回避。頻度・所要時間・誰の手助けが必要かを数値で。

NG例(伝わりにくい)

  • 「つらくて家事ができないことが多い」
  • 「人間関係のストレスがある」
  • 「働けていますが大変です」

OK例(審査で評価されやすい)

  • 「入浴は週2回、声かけが無いと忘れる。所要30分、湯張りは家族が実施」
  • 「買物は1人不可。清算・商品の選択に10分以上要し付き添い必須」
  • 「就労:週3日×4時間。指示がないと次行動に移れず、休憩からの復帰に毎回10分支援」

本文テンプレ(そのまま置換)

① 発症から現在までの経過 【発症時期:例)20XX年○月】頃より【症状:不眠・不安・抑うつ等】が出現。
【20XX年○月】に【医療機関名】を初診。以後【通院頻度・治療内容(薬物・心理・休養等)】。
現在は【症状の残存状況】があり、【生活・就労】に支障が続く。
② 日常生活の状況(頻度・手助け・所要) 身の回り:起床は【時刻】、起こされないと起きられない日が【週○日】。
入浴は【週○回】/声かけ【要・不要】。食事は【調理×/一部可】、配膳と後片付けは【家族/本人】。
金銭管理:家計は【本人/家族】。支払い・ネット注文は【付き添いが必要/一人可】。
対人・外出:1人での外出は【月○回】、混雑で【動悸・回避】。役所・病院は【同伴必須】。
③ 就労・就学の状況 【就労形態:例)パート/休職中/退職】。
勤務は【週○日×○時間】、主な配慮は【指示の分割/静かな配置/残業免除】。
症状により【遅刻・欠勤:月○回】、作業ミスが【○件/週】。復職・就職は【医師と調整中/困難】。
④ 支援状況 家族【続柄】が【服薬確認・通院同伴】。行政・支援機関【就労移行/相談支援】を【利用中/検討】。
⑤ 治療・服薬の状況 【薬剤名(一般名OK)】を【朝/夕/就寝前】に内服。副作用【眠気/ふらつき】により【家事・就労】へ影響。
⑥ ある1日の流れ(直近3か月の代表日) 起床【時刻】→服薬→家事【可/不可】→外出【可/不可】→休養【昼寝○時間】→就寝【時刻/入眠困難○分】。
⑦ 事故・自傷他害・危険回避 【火の消し忘れ/衝動的外出/自傷念慮】が【週/月○回】。家族が【〇〇】で予防。
⑧ 総括(等級目安の根拠) 身の回り・金銭管理・社会性で【持続的援助が必要/一部援助】。
医師の【日常生活能力の程度:例)著しい制限】、判定【例)3〜4】と整合。

※診断書の表現(例:日常生活能力の程度・判定)と矛盾しないよう、頻度や援助の要否を合わせます。

提出前チェック(10項目)

  1. 初診日と医療機関名が明記されている
  2. 発症→受診→現在までの経過が時系列で曖昧さがない
  3. 日常生活は頻度・所要・援助者が数値で書かれている
  4. 就労の有無に関わらず「配慮内容」と「困難」が具体
  5. 診断書の「判定・程度」と整合している
  6. 主観ではなく事実の記録(通院、欠勤回数、ミス件数など)が入っている
  7. 過度な美化・過小評価・誇張がない
  8. 第三者(家族等)が読んでも状況が再現できる
  9. 誤字・日付・固有名詞のミスがない
  10. 写しを保管し、提出先・提出日をメモした
Q. 働いていると不利ですか?
就労のみで一律不支給にはなりません。内容・配慮・実績(欠勤・ミス・配置換え等)を客観的に示すことが重要です。
Q. 家族が手伝っていると等級が下がりますか?
「援助が必要=自立困難の根拠」になり得ます。誰が何をどの頻度で行っているかを具体化しましょう。

プロの赤入れで提出前を安心に

本文をお持ちいただければ、要点5か所の赤入れ+整合チェックを初回60分で行います(オンライン可)。

相談を予約する(30秒) 秘密厳守 平日夜・土曜OK

※医師の診断書内容により方針が変わる場合があります。無理な勧誘はしません。