労災と障害年金で混乱するのは、自然なことです

労災と障害年金で混乱するのは、自然なことです
労災と障害年金について調べていると、
「同じケガなのに判断が違うのはなぜ?」
「自分の理解が間違っているのかもしれない」
そんなふうに感じてしまう方が少なくありません。
でも、これは珍しいことでも、あなたの理解不足でもありません。
制度の仕組み上、混乱が起きやすい構造になっているのです。
この記事では、細かい等級や番号の話よりも、「なぜ混乱が起きるのか」を分かりやすく整理します。
読み終わったときに、次に何を確認すべきかが見える状態を目指します。
なぜ混乱が起きるのか:よくある3つの理由
労災と障害年金は、似ているようで制度の目的が違います。
目的が違えば、当然「何を重く見るか」も変わります。
いつの状態を基準に見るのか(どの時点の生活・就労の状況を見るのか)が違うと、判断がズレて見えることがあります。
痛み・可動域・筋力などの「身体面」だけでなく、
日常生活や就労への影響の捉え方も制度ごとに異なります。
そのため、同じ症状でも結果が同じになるとは限りません。
だからこそ、真剣に考えるほど「分からなくなる」のは自然です。
混乱しているのではなく、ちゃんと向き合っている証拠でもあります。
よくある誤解:「同じ等級なら、同じくらいの結果になるはず」
一番多いのが、この思い込みです。
ただ、実務上は「同じように見えて、同じではない」ことが起きます。
- 制度ごとに、評価の軸(何を重く見るか)が違う
- 判断に使う資料(診断書・生活状況・就労状況など)の組み立て方が違う
- 書類の書き方・整合性で印象が変わることがある
つまり、「自分が間違っているのかも」と感じたときは、
多くの場合、あなたの理解力の問題ではなく、制度の構造の問題です。
混乱したときにやること:結論を急がず、確認ポイントを固定する
混乱しているときほど、「結論(いける/無理)」を先に求めがちです。
でも本当に大事なのは、結論の前に確認ポイントを固定することです。
確認ポイント(これだけでOK)
- いまの生活・就労で困っていることは何か(具体的に)
- 医師の記載内容と、実態(生活・就労)が矛盾していないか
- 主張の柱を1〜2本に絞れているか(盛り込みすぎていないか)
- 提出までの順番(誰が何をするか)が整理できているか
これが固定できると、
どちらの制度に進むにしても、進め方が一気にラクになります。
「分からない」はダメではありません。「軽々に言い切れない」が正しい場面があります
相談の現場では、短い情報だけで「できます/無理です」と言い切るのが難しいケースがあります。
それは知識不足というより、資料と経過を確認しないと判断が危うい領域だからです。
だから私は、結論を急がず、まず整理して判断できる状態を作ることを大切にしています。
一歩ずつで大丈夫です。
混乱は「停止」ではなく、次に進むためのサインです。
「いまの状況を整理したい」だけでも大丈夫です
いきなり結論を出す必要はありません。
まずは、現状と資料の整理から一緒に確認していきましょう。
※個別事情の判断には、診断書や経過、生活・就労状況などの確認が必要です。
※この記事は一般的な整理のための情報であり、個別の結論を保証するものではありません。
あわせて参考にしていただけます
※無理に次へ進む必要はありません。必要なところだけご覧ください。
ここまで読んで、まだ迷っていても大丈夫です。

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