社労士がオフィスステーション給与を初めて使ってみた|最初の設定でつまずいた体験談

社労士がオフィスステーション給与を初めて使い、給与期間の設定でつまずいた体験を紹介するアイキャッチ画像

新潟県のこもれび社労士事務所の近藤です。普段は、個人向けの労災申請や障害年金のご相談を中心に対応しています。 今回は、顧問先から給与計算をご依頼いただく場面に備えて、士業版オフィスステーション給与を実際に操作してみた記録です。

オフィスステーション給与を使って、実際に自社の給与計算をしてみました。

社会保険料率や厚生年金保険料などが自動で反映される点は、とても便利だと感じました。 一方で、初めて給与計算機能を触ってみると、思わぬところでつまずきました。

今回の記事は、うまくいった操作方法の解説というより、 「社労士でも、初めての給与計算ソフトでは迷うことがある」という実体験の記録です。

オフィスステーション給与のメイン画面で給与計算メニューを確認している画面

社会保険料などが自動で反映されるのは便利

オフィスステーション給与では、社会保険料率などの情報が自動で反映されます。 給与計算を行ううえで、保険料率の確認や更新は重要な作業です。

その点で、社会保険料や厚生年金保険料などがシステム上で反映されるのは、 とても便利だと感じました。

給与計算は、単に金額を入力するだけではありません。 社会保険料、所得税、住民税、控除項目など、確認すべき項目が多くあります。

そのため、こうした部分をシステムが補助してくれること自体は、 実務上かなり助かる機能だと思います。

ただ、最初の設定でつまずいた

一方で、初めて実際に操作してみると、最初の設定でつまずきました。

給与日は「末日締・当月25日払」として設定し、 支給グループも作成しました。

しかし、給与計算画面を開くと、 新しい給与期間を作成するためのメニューが見当たりませんでした。

オフィスステーション給与の基本設定画面で支給グループや各種設定を確認している画面

基本設定を確認しても、 支給項目、控除項目、勤怠項目、支給グループ、全般設定など、 それぞれの設定画面はあります。

ただ、私が探していた 「次回給与作成」や「支給日追加」のようなメニューが見つかりませんでした。

給与期間の表示が不自然だった

さらに気になったのが、給与計算画面の表示です。

画面上では、 「2026年7月25日支給(2025年10月31日締)」 という表示になっていました。

支給日は2026年なのに、締日は2025年。 通常の給与計算期間としては、不自然な組み合わせです。

オフィスステーション給与で2026年7月25日支給と2025年10月31日締が表示されている給与計算画面

給与計算そのものの画面には進めます。 基本給や社会保険料なども表示され、計算結果も確認できます。

しかし、給与期間そのものが正しいのか分からない状態では、 そのまま給与計算を進めるのは不安があります。

オフィスステーション給与の給与計算詳細画面で支給項目や控除項目を確認している画面

AIにも確認したが、画面構成と合わないことがある

操作方法について、AIにも確認しました。

AIからは、 「給与日マスタを設定する」 「支給グループを確認する」 といった回答が返ってきました。

ただ、実際の画面を確認すると、 AIが説明しているメニュー名と、私が使っている士業版の画面構成が一致しない部分がありました。

これはAIが間違っているというより、 契約プランや利用環境、士業版か通常版かによって、 画面構成が違うためだと思います。

最終的にはサポートへ問い合わせた

給与日、支給グループ、給与データの対応月、全般設定などを確認しましたが、 新しい給与期間を作成する入口を見つけることはできませんでした。

そのため、最終的にはオフィスステーションのサポートへ問い合わせることにしました。

問い合わせでは、次のような内容を伝えました。

士業版オフィスステーション給与を利用しています。給与日は「末日締・当月25日払」、支給グループも設定済みです。 しかし、新しい給与期間を作成するメニュー(支給日追加・次回給与作成)が表示されません。 また、給与計算画面では「2026年7月25日支給(2025年10月31日締)」と表示され、支給年と締年が一致していません。 給与期間一覧には2025年9月支給分も存在しません。 新しい給与期間の作成方法、または給与期間データの修正方法をご教示ください。

給与計算を受託するには、ソフトへの慣れも必要

今回、実際に触ってみて感じたのは、 給与計算の受託は「給与計算の知識」だけでは足りないということです。

ソフトの初期設定、支給グループ、締日・支払日、社会保険料の徴収月、給与データの対応月など、 システム上の運用も理解する必要があります。

社会保険手続きは慣れているつもりでも、 給与計算ソフトはまた別の難しさがあると感じました。

失敗ではなく、実務の練習になった

正直に言うと、今回の操作はスムーズには進みませんでした。

ただ、これは失敗というより、 実際に給与計算を受託する前のよい練習になったと思っています。

顧問先から給与計算を依頼されたときに、 初期設定でどこを確認すべきか、 どの段階でサポートに確認すべきかを、自分で体験できたからです。

社労士だからといって、最初からすべてのソフトを使いこなせるわけではありません。

一つひとつ確認し、分からないところは調べ、必要に応じてサポートにも確認する。 その積み重ねが、実務の安心感につながるのだと思います。

サポートから回答をいただけたら、原因や設定方法も含めて「続編」として公開する予定です。 同じところで悩む方の参考になればうれしく思います。

給与計算や労務管理について相談したい方へ

給与計算ソフトは便利な反面、初期設定や運用方法で迷うことも少なくありません。

私自身も実際に操作しながら一つずつ確認しています。 給与計算や社会保険手続き、労務DXについてご不明な点がありましたら、お気軽にご相談ください。

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