社労士業務の質を高めるため、SurfaceからThinkPadへ買い替えました

社労士事務所のデスクで、SurfaceからThinkPadへの業務用パソコン買い替えを表現した水彩イラスト

こもれび社労士事務所では、より丁寧で迅速な支援を行うため、業務用パソコンをSurface Laptop 3からThinkPad P16sへ買い替えました。

今回の買い替えは、単に新しいパソコンが欲しかったからではありません。

労災申請や障害年金の支援では、多数の資料を確認し、出来事や症状、生活状況を時系列で整理したうえで、申立書などの書類を作成する必要があります。

また、近年はNotebookLMなどのAI活用や、YouTubeによる情報発信も日常業務の一部となり、これまでの環境では対応が難しくなってきました。

こうした背景から、業務環境を見直し、より安定した作業ができる体制を整えることにしました。

これまで使用していたSurfaceの状況

これまで使用してきたSurface Laptop 3の主な仕様は、次のとおりです。

Surface Laptop 3の主な仕様

プロセッサー
Intel Core i5-1035G7
メモリ
8GB
ストレージ
119GB
ストレージ使用量
約115GB
空き容量
約3〜4GB
画面サイズ
13.5インチ

特に大きな問題となっていたのが、ストレージの空き容量です。

119GBのうち約115GBを使用し、空き容量が3〜4GB程度しかない状態になっていました。

Windowsの更新やアプリの一時ファイルにも空き容量が必要です。さらに、動画編集では素材データや書き出し前の一時ファイルが作成されるため、空き容量が少ない状態では安定した作業が難しくなります。

実際に、アプリの動作が重くなったり、動画の書き出しが難しくなったりする場面も増えていました。

社労士業務とAI活用で作業内容が変化しました

Surfaceを購入した当時と現在とでは、パソコンの使い方が大きく変わっています。

現在のこもれび社労士事務所では、主に次のような作業を行っています。

  • 労災申請や障害年金に関するWord書類の作成
  • 診断書、医療資料、会社資料などのPDF確認
  • 出来事や症状、就労状況の時系列整理
  • Claude、ChatGPT、Gemini、Perplexity、NotebookLMなどのAI活用
  • Kling AIなどの動画生成AIを活用した素材制作
  • WordPressによるブログ記事の作成・更新
  • CapCutを使用したYouTube動画やショート動画の編集
  • 動画生成AIを活用した素材制作
  • 相談者とのメールやオンラインでのやり取り

労災申請や障害年金の支援では、一つの資料だけを確認して終わることはほとんどありません。

Word、PDF、メール、チャット、ブラウザなどを同時に開き、複数の資料を照らし合わせながら内容を整理する必要があります。

日々の業務では、複数のAIツールを、資料整理、論点確認、文章表現の見直し、情報収集など、目的に応じて使い分けています。

また、近年はAIを活用することで、大量の資料の論点を整理したり、文章の表現を見直したり、複数の視点から検討したりできるようになりました。

ただし、AIの回答をそのまま使用するのではなく、最終的には社会保険労務士が資料の原文や制度、個別事情を確認し、責任を持って判断することが重要です。

AI、ブラウザ、Word、PDF、動画編集ソフトを同時に使用する現在の環境では、メモリ8GBのパソコンでは余裕が少なく、作業の途中で待ち時間が発生することもありました。

パソコンが悪かったのではなく、私自身の仕事の内容が、購入当時の想定を超えて広がったのだと思います。

業務用パソコンとしてThinkPad P16sを選びました

そこで今回、より安定した業務環境を整えるため、業務用パソコンをSurface Laptop 3から「ThinkPad P16s Gen 4 AMD」へ買い替えることにしました。

新しいパソコンの主な仕様は、次のとおりです。

ThinkPad P16s Gen 4 AMDの主な仕様

プロセッサー
AMD Ryzen AI 7 PRO 350
メモリ
32GB
ストレージ
1TB SSD
画面サイズ
16インチ
ディスプレイ
100%sRGB・500nit・非光沢
バッテリー
86Wh
OS
Windows 11 Pro
その他
Wi-Fi 7、有線LAN、指紋認証、バックライト付きキーボード

メモリは8GBから32GBへ、ストレージは119GBから1TBへと大きく増えます。

16インチの画面は、WordとPDFを並べて確認したり、長い資料を見ながら申立書を作成したりする作業にも適しています。

また、ディスプレイは色の再現範囲が広い100%sRGBのパネルを選びました。

労災や障害年金の書類作成では色性能が最優先というわけではありませんが、毎日長時間見る画面だからこそ、文字の見やすさや明るさにも配慮しました。YouTube動画や画像を制作する際にも役立つと考えています。

NPUを搭載したAI対応パソコン

Ryzen AI 7 PRO 350には、AI処理を補助するNPUも搭載されています。

ChatGPTやPerplexityなどのサービスは主にインターネット上のサーバーで処理されるため、NPUを搭載しているだけで回答が急に速くなるわけではありません。

一方で、音声処理、背景ぼかし、ノイズ低減、文字起こしなど、パソコン上で動作するAI対応機能が今後増えた場合には、NPUを活用できる可能性があります。

現在の作業だけでなく、数年先まで使う仕事道具として、一定の余裕を持った構成を選びました。

設備投資を依頼者への支援に還元するために

今回の買い替えは、単に新しいパソコンが欲しかったからではありません。

労災申請や障害年金の支援では、相談者の方からお預かりした多くの資料を確認し、出来事の順序や症状の経過、医療機関の受診状況、仕事や日常生活への影響を整理する必要があります。

資料の量が多い案件では、数百ページ規模のPDFや、複数のWordファイル、メール、録音内容、メッセージの履歴などを確認することもあります。

パソコンの動作が不安定な状態では、資料の切り替えや保存に時間がかかり、作業の集中が途切れる原因にもなります。

業務環境を整えることで、次のような支援につなげたいと考えています。

  • 多数の資料を安定して確認できる環境を整える
  • 出来事や症状の時系列を、より丁寧に整理する
  • 申立書や補充書面の作成を安定して進める
  • 資料の内容を複数の視点から検討する
  • ブログや動画を通じて制度を分かりやすく伝える
  • パソコンの容量不足や動作遅延による業務停止を減らす

高性能なパソコンを導入したからといって、それだけで書類の内容が良くなるわけではありません。

大切なのは、依頼者のお話を丁寧に伺い、資料を一つひとつ確認し、制度に照らして整理することです。

今回の設備投資は、その作業をより安定して行うための環境づくりです。

業務データの管理にも引き続き注意します

新しいパソコンへの移行にあたっては、必要なデータだけを整理して移し、古い不要ファイルや一時ファイルをそのまま持ち込まない予定です。

また、社労士業務では、病歴や職場での出来事、医療資料など、慎重な取り扱いが必要な情報を扱います。

パソコンの性能を高めるだけでなく、Windowsの更新、パスワード管理、バックアップ、端末のロックなど、情報管理の基本も引き続き徹底していきます。

新しい環境で取り組みたいこと

こもれび社労士事務所では、これまで多くのブログ記事を公開してきました。

今後は、文章による情報提供に加えて、YouTubeの解説動画やショート動画も活用しながら、労災申請や障害年金について、より分かりやすくお伝えしていきたいと考えています。

文章でじっくり確認したい方もいれば、動画で概要を知りたい方もいます。

それぞれの方に合った方法で情報へアクセスできるよう、ブログと動画の両方を充実させていく予定です。

道具を新しくすること自体が目的ではありません。

業務環境を整えることで、資料確認や書類作成の精度を高め、依頼者の方により分かりやすく、より安定した支援を提供できるよう取り組んでまいります。

まとめ

これまで使用してきたSurface Laptop 3は、購入当時の用途には十分なパソコンでした。

しかし、社会保険労務士としての業務、AIの活用、大量資料の確認、WordPressの記事作成、YouTube動画制作など、仕事の内容が大きく変化したことで、現在の環境では対応が難しくなってきました。

特に、メモリ8GB、ストレージ119GB中約115GB使用という状態は、動画編集や複数のツールを同時に使用するうえで大きな負担となっていました。

今回導入するThinkPad P16s Gen 4 AMDは、メモリ32GB、1TB SSD、16インチの高品質ディスプレイを備えた、業務用のパソコンです。

もちろん、良いパソコンを使えば良い書類ができるわけではありません。大切なのは、依頼者のお話を丁寧に伺い、資料を一つひとつ確認し、制度に照らして整理することです。今回の設備投資は、その作業をより安定して行うための環境づくりです。

新しい環境を活用しながら、労災申請や障害年金の支援、ブログや動画による情報発信を、今後も一つひとつ丁寧に続けていきます。

労災申請や障害年金について、一人で整理することが難しい方へ

こもれび社労士事務所では、メンタル不調に関する労災申請や障害年金について、資料の確認、出来事や症状の時系列整理、申立書などの書類作成を支援しています。

「何から整理すればよいか分からない」「資料が多く、自分だけではまとめられない」という場合も、現在の状況を確認しながら、必要な情報を一緒に整理していきます。

全国対応・オンライン相談に対応しています。

ここまで読んで、まだ迷っていても大丈夫です。

まずは、今の状況を整理するところからで大丈夫です

「まだ相談するか決めていない」
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