【YouTube動画解説】AI時代に選ばれる社労士とは|北村庄吾先生の「スナック社労士」から考える

AIが急速に進化する時代に、社労士は何によって選ばれるのでしょうか。
情報の調査や文章作成、資料の要約など、これまで専門家が時間をかけて行ってきた仕事の一部を、 AIが支援できるようになりました。
それでも、労災申請や障害年金のご相談の現場では、正しい制度説明だけでは解決できないことがあります。
今回の動画では、社労士試験の受験時代にお世話になった北村庄吾先生の 「スナック社労士」という考え方をきっかけに、 AI時代に人から選ばれる社労士とはどのような存在なのかを考えています。
🎥 YouTube動画解説
AI時代に選ばれる社労士とは
北村庄吾先生の「スナック社労士」という言葉と、 精神疾患の労災申請・障害年金の現場で感じていることをもとに、 AIと社労士のこれからについて解説しています。
AIができることは、これからさらに増えていきます
AIは、必要な情報を調査したり、大量の資料を要約したり、 長い経緯を時系列に整理したりすることが得意です。
労災申請や障害年金の支援でも、依頼者の方から伺った長い経緯を整理し、 申立書や説明資料のたたき台を作る際に、AIは心強い補助者になります。
私自身も、ChatGPT、Claude、Perplexity、NotebookLMなどを、 それぞれの特徴に応じて実務で活用しています。
ただし、AIが作った文章を、そのまま申請書類として提出することはありません。
ご本人の実感と一致しているか、医療記録や客観的資料と矛盾していないか、 労働基準監督署や日本年金機構に誤解なく伝わる内容になっているかを確認し、 依頼者の方と一緒に見直しながら仕上げていきます。
依頼者が求めているのは、正しい答えだけではありません
労災や障害年金のご相談では、制度に関する質問だけでなく、 次のようなご連絡をいただくことがあります。
「先生、会社から電話が来ました。」
「このまま申請しても大丈夫でしょうか。」
「病院に診断書をお願いするのが怖いです。」
一般的な制度の説明であれば、AIもかなりの範囲まで答えられるようになっています。
しかし、その方が何を恐れ、何に迷い、どのような経緯をたどってきたのかは、 一般論だけでは分かりません。
これまでに伺ってきた体調、会社との関係、病院とのやり取りなどを踏まえながら、 一緒に状況を整理することが必要になります。
AIは、人と向き合う時間をつくってくれる存在
AIを使うようになって、単に書類作成が速くなっただけではありません。
長い文章や資料を整理する時間が短くなった分、 依頼者の方とのLINEや確認のやり取りに、より丁寧に向き合えるようになりました。
AIは、私の代わりに依頼者と向き合うものではありません。
AIは、私が依頼者と向き合う時間をつくってくれる存在です。
効率化によって人との関係を薄くするのではなく、 効率化によって、これまで以上に深く人に向き合う。
私にとって、AIを活用する意味はそこにあります。
北村庄吾先生の「スナック社労士」という考え方
北村庄吾先生は、AI時代に人から選ばれる社労士の姿を、 「スナック社労士」という印象的な言葉で表現されていました。
私は、これを単に話しやすい社労士という意味ではなく、 専門知識だけでなく、人間性や安心感、積み重ねてきた対話によって選ばれる存在だと受け止めています。
AIが正確な答えや分かりやすい文章を短時間で作れる時代だからこそ、 最後は「誰に相談するのか」が、これまで以上に大切になるのかもしれません。
「AIを使える社労士」になることが目的ではありません
新しいAIを知っていることや、文章を速く作れることだけが、 社労士としての価値になるとは思っていません。
大切なのは、AIを使って何を実現したいのかです。
「AIを使う社労士」ではなく、
「人に向き合う時間を増やせる社労士」でありたい。
AIを学び続けるのは、仕事を減らすためではありません。
一人でも多くの依頼者の不安を一緒に整理し、 これからもお役に立ち続けるためです。
詳しい内容は、元の記事でもご覧いただけます
北村庄吾先生との出会いや、労災・障害年金の現場で感じていること、 AIを申立書作成にどのように活用しているのかについて、元の記事で詳しく書いています。
まとめ
AIは、情報収集や資料整理、文章作成を助けてくれる心強い存在です。
一方で、不安を知り、状況を一緒に整理し、 ご本人が納得できる道を考えることは、人と人との対話の中で行われます。
私は、AIを味方につけながら、人にしかできない仕事を、 これまで以上に丁寧に続ける社労士でありたいと思っています。
AIを学び続ける理由は、AIに詳しい社労士になるためではありません。
AIを活用しながら、これからも依頼者のお役に立ち続けるためです。
労災申請・障害年金について、一人で整理することが難しい方へ
精神疾患に関する労災申請や障害年金の手続きでは、 つらかった出来事や生活状況を、何度も思い出して説明しなければならないことがあります。
最初から、すべてを順序立てて話せなくても大丈夫です。
思い出したことを少しずつ伺いながら、一緒に整理していきます。 「申請できるか分からない」「何から始めればよいか分からない」という段階でもご相談いただけます。
友だち登録だけでも大丈夫です。こちらから営業のご連絡や催促はしていません。
ここまで読んで、まだ迷っていても大丈夫です。

まずは、今の状況を整理するところからで大丈夫です
「まだ相談するか決めていない」
「何を書けばいいか分からない」
そんな段階でも大丈夫です。
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