労基署から電話が来たら?何を聞かれる?不安にならなくて大丈夫です

労災申請後に労基署から電話が来て不安を感じる方へ。何を聞かれるのか、どのように対応すればよいのかを解説するイメージ画像

労災申請をしたあと、労働基準監督署から電話が来ると、不安になる方は少なくありません。

「何か問題があったのだろうか」
「間違ったことを言ったら不利になるのでは」
「会社に連絡がいってしまったのだろうか」

特に、うつ病や適応障害などの精神障害の労災申請では、電話一本で強い不安を感じてしまうことがあります。

実務でも、「労基署から電話が来てこわい」「何を聞かれるのか分からない」というご相談をよくいただきます。

でも、労基署から電話が来たからといって、それだけで何か悪い方向に進んでいるわけではありません。

むしろ、調査を進めるために確認をしていることがほとんどです。

この記事では、労基署から電話が来たときによく聞かれる内容や、不安になりすぎなくてよい理由についてお伝えします。

労基署から電話が来るのは珍しいことではありません

精神障害の労災申請では、労基署から電話が来ることは珍しくありません。

実際に当事務所へご相談いただく案件でも、申請後に担当者から電話で確認が入ることがあります。

そのため、電話が来たからといって、

  • 不支給になりそう
  • 何か大きな問題が発生した
  • 申請内容が疑われている

という意味ではありません。

まずは、「調査の一環として確認が行われている」と考えて大丈夫です。

労基署から電話で何を聞かれるのですか?

電話の内容は案件によって異なりますが、よく確認されるのは次のような内容です。

  • 出来事が起きた時期
  • 発症時期や受診時期
  • 勤務状況
  • 申立書の内容の確認
  • 会社とのやり取り
  • 提出資料の補足説明

例えば、申立書に記載した内容について、

「この出来事はいつ頃でしたか?」
「その時の上司はどなたでしたか?」

といった確認が行われることがあります。

これは申請内容を否定するためではなく、事実関係を整理するための確認です。

電話でうまく答えられなくても大丈夫です

電話が来ると、緊張してしまう方も少なくありません。

特にメンタル不調のある方は、突然の電話そのものが負担になることがあります。

そのため、電話で全てを完璧に説明しようとしなくても大丈夫です。

その場で思い出せないことや、うまく言葉にできないことがあっても、それだけで不利になるわけではありません。

分からないことは、

「資料を確認してからお伝えします」
「少し整理してからご連絡してもよろしいでしょうか」

と伝えて問題ありません。

実際に、後日改めて確認が行われることもあります。

申立書と違うことを言ってしまったらどうしよう、と不安になる方もいます

ご相談の中で多いのが、

「申立書と少し違うことを言ってしまったかもしれません」

という不安です。

もちろん、大きな食い違いは避けた方がよいですが、人の記憶にはどうしても曖昧な部分があります。

大切なのは、これまで提出した資料との全体的な整合性です。

一言一句同じでなければならない、というわけではありません。

もし気になる点があれば、後から補足説明を行うこともできます。

労基署の担当者は敵ではありません

電話が来ると、どうしても「取り調べを受けるようなイメージ」を持ってしまう方がいます。

しかし、労基署の担当者は申請内容を確認し、認定のために必要な事実を集めている立場です。

もちろん確認事項はありますが、最初から申請者を疑っているわけではありません。

不安な気持ちは自然なことですが、必要以上に身構えなくても大丈夫です。

電話の前後で大切なのは資料の整理です

電話対応そのものよりも大切なのは、これまで提出した資料の内容を整理しておくことです。

  • 申立書
  • 時系列表
  • 調査票
  • 会社調査の内容
  • 主治医へ伝えている内容

これらが大きく矛盾していなければ、過度に心配する必要はありません。

不安になったときは、まず提出済みの資料を見返してみることをおすすめします。

こもれび社労士事務所では、電話対応についてもご相談いただけます

当事務所では、労災申請書や申立書の作成だけでなく、提出後の調査対応についてもご相談をお受けしています。

  • 労基署から電話が来た
  • 何を聞かれるのか不安
  • どう答えればよいか分からない
  • 電話後に不安になってしまった

そのような場合も、一緒に状況を整理することができます。

労災申請は、提出して終わりではありません。

提出後の不安についても、必要なタイミングでサポートしています。

まとめ

  • 労基署から電話が来ることは珍しくありません。
  • 電話は調査の一環として行われることが多いです。
  • 分からないことは後日回答でも大丈夫です。
  • 大切なのは資料全体の整合性です。
  • 不安になりすぎず、まずは落ち着いて対応しましょう。

労基署から電話が来ると驚いてしまうかもしれません。

しかし、多くの場合は通常の調査手続の一部です。

一人で抱え込まず、まずは状況を整理することから始めてみてください。


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