主治医照会(医師意見照会)が行われると聞いたら?不安にならなくて大丈夫です

労災申請をしたあと、「主治医照会(医師意見照会)を行います」と言われて不安になる方は少なくありません。
「先生が変なことを書いたらどうしよう」
「労災だと思ってくれていないのでは」
「主治医照会で否定されたら終わり?」
特に、うつ病や適応障害などの精神障害の労災申請では、この段階で急に不安が強くなる方が多い印象があります。
でも、主治医照会が行われるからといって、それだけで不利になったわけではありません。
むしろ、労基署が通常どおり調査を進めている段階と考えて大丈夫です。
この記事では、主治医照会(医師意見照会)とは何か、不安になりやすいポイント、そして知っておいていただきたい考え方についてお伝えします。
主治医照会(医師意見照会)とはどんな手続きですか?
主治医照会とは、労働基準監督署が主治医の先生に対して、病状や治療経過などを確認する手続きです。
精神障害の労災申請では、発症時期や症状の経過、就労状況などについて医学的な確認が行われることがあります。
これは特別なことではありません。
調査票や会社調査と同じように、労基署が事実関係を確認するための通常の調査手続の一つです。
精神障害の労災では主治医照会が行われることがあります
精神障害の労災申請では、主治医照会が行われるケースは珍しくありません。
実際に当事務所へご相談いただく案件でも、主治医照会が行われることがあります。
そのため、主治医照会の話が出たからといって、
- 申請内容が疑われている
- 不支給になりそう
- 何か問題が起きた
という意味ではありません。
まずは、「調査が進んでいる」と受け止めて大丈夫です。
先生が変なことを書いたらどうしよう、と不安になる方は多いです
ご相談の中で特に多いのが、
「先生が変なことを書いたらどうしよう」
という不安です。
診察時間が短かったり、自分のつらさを十分に伝えられていない気がしたりすると、そのように感じてしまうことがあります。
しかし、多くの場合、主治医の先生は診療録や診察内容に基づいて回答します。
感情的に何かを書くというよりも、医学的な観点から病状や経過を整理して回答することが一般的です。
もちろん内容は重要ですが、主治医照会の回答だけで労災認定が決まるわけではありません。
主治医照会の回答だけで労災認定が決まるわけではありません
ここはとても大切なポイントです。
労基署は、主治医照会だけで判断するのではなく、
- 本人の申立書
- 時系列表
- 調査票
- 会社調査の結果
- 勤務状況
- メールやチャットなどの証拠資料
などを総合的に確認します。
そのため、主治医照会の一文だけで全てが決まるようなイメージを持つ必要はありません。
むしろ大切なのは、これまで提出してきた資料との整合性です。
主治医に労災申請中であることを伝えておくと安心です
主治医照会が不安な場合は、診察時に
「労災申請をしています」
「労基署から先生へ照会が行くかもしれません」
と伝えておくのも一つの方法です。
無理にお願いをする必要はありません。
ただ、仕事で何があったのか、いつ頃から症状が出たのかを共有しておくことで、先生も状況を把握しやすくなります。
診断書や診療録、主治医照会の内容と、申立書や時系列の内容との整合性も取りやすくなります。
不安なときは、一人で抱え込まなくて大丈夫です
主治医照会の話を聞くと、不安になるのは自然なことです。
特にメンタルの不調がある中で、
- 先生はどう思っているのか
- 労基署はどう判断するのか
- 今後どう進むのか
が見えなくなると、不安は大きくなります。
しかし、主治医照会は労災手続の一部であり、それだけで全てが決まるわけではありません。
まずは落ち着いて、これまで提出した資料や主治医とのやり取りを整理することが大切です。
こもれび社労士事務所では、主治医照会の前後もサポートしています
当事務所では、申請書や申立書の作成だけでなく、提出後の調査対応についてもご相談をお受けしています。
- 主治医照会が行われると言われた
- 先生に何を伝えればよいか分からない
- 調査票や会社調査との整合性が不安
- 今後の流れが分からない
そのような場合も、一緒に状況を整理することができます。
労災申請は、提出して終わりではありません。
提出後に不安になったときも、相談できる場所があることは大切だと思います。
まとめ
- 主治医照会は通常の調査手続の一つです。
- 精神障害の労災では行われることがあります。
- 主治医照会だけで労災認定が決まるわけではありません。
- 大切なのは資料全体の整合性です。
- 主治医へ労災申請中であることを伝えておくと安心です。
主治医照会の話が出たときは、まず落ち着いてください。
不安なまま一人で抱え込むよりも、今どの段階にいるのかを整理するだけでも気持ちが軽くなることがあります。
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ここまで読んで、まだ迷っていても大丈夫です。

まずは、今の状況を整理するところからで大丈夫です
「まだ相談するか決めていない」
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