労災申請後に労基署から調査票が届いたら?不安にならなくて大丈夫です

労災申請をしたあと、労働基準監督署から封筒が届くと不安になる方は少なくありません。
「何か書類が足りなかったのだろうか」
「まずいことを書いてしまったのだろうか」
「認められないということなのだろうか」
特に精神障害の労災申請では、申請そのものに大きなエネルギーを使っています。
そのため、労基署から調査票や質問票が届くと、それだけで気持ちが沈んでしまうこともあります。
しかし、多くの場合は必要以上に心配する必要はありません。
今回は、精神障害の労災申請後によく届く調査票についてお話しします。
精神障害の労災で、労基署から調査票が届くのは通常の手続きです
まず知っていただきたいのは、調査票が届くこと自体は珍しいことではありません。
精神障害の労災申請では、労働基準監督署が事実関係を確認するために様々な調査を行います。
- 申請者本人への確認
- 会社への調査
- 主治医への確認
- 勤務状況の確認
- 出来事の経緯確認
その一環として、調査票や質問票が送られてくることがあります。
つまり、調査票が届いたから不利になったというわけではありません。
むしろ、通常どおり調査が進んでいるサインと考えていただいて大丈夫です。
精神障害の労災申請では高い確率で調査票が届きます
精神障害の労災申請は、骨折などの労災と比べて確認事項が多くなります。
そのため、当事務所でサポートしている案件でも、調査票や質問票が届くケースは珍しくありません。
実際には、届かない方が少ないと感じるくらいです。
※個別の状況によって異なりますが、当事務所のご相談ではそのようなケースが多いです。
ですので、封筒が届いた段階で不安になる必要はありません。
まずは落ち着いて内容を確認しましょう。
新しい主張をたくさん書く必要はありません
ここでよくあるのが、
「もっと詳しく書かなければ」
「今まで書いていなかった出来事も全部書こう」
というお気持ちです。
しかし、調査票は新しいストーリーを作るためのものではありません。
基本的には、これまで提出した内容を確認するための書類です。
もちろん補足説明が必要な場合もあります。
ただし、思い出したことを次々と追加すると、かえって話の軸が分かりにくくなることがあります。
大切なのは「整合性」です
調査票で最も大切なのは、過去に提出した資料との整合性です。
例えば、
- 労災申請書
- 申立書
- 時系列表
- 出来事整理表
- 医療機関への説明内容
これらと大きく異なる内容を書いてしまうと、調査の中で確認事項が増えることがあります。
そのため、調査票を書くときは、まず過去に提出した資料を見返すことをおすすめします。
「何を書くか」よりも、
「今まで説明してきた内容と整合性が取れているか」
を意識した方が大切です。
提出後に不安になるのは自然なことです
精神障害の労災申請は、提出して終わりではありません。
会社調査や本人調査が始まると、
- この書き方で大丈夫だろうか
- 会社が何を言うのだろうか
- 労基署から電話が来たらどうしよう
と不安になる方も多くいらっしゃいます。
実際に当事務所へご相談いただく方の中にも、
「調査票が届いて不安になった」
「これで合っているのか確認してほしい」
という理由でご連絡くださる方が少なくありません。
不安になること自体は特別なことではありません。
むしろ、それだけ真剣に向き合ってこられた証拠だと思います。
こもれび社労士事務所では提出後のフォローも行っています
当事務所では、申請書類の作成だけではなく、提出後に届く調査票や質問票の確認も行っています。
調査票が届いた際には、
- どのような趣旨の質問か
- どこに注意して回答するか
- 過去の資料と整合性が取れているか
を一緒に確認しています。
また、提出後に不安になったときもご相談いただけます。
労災申請は、提出して終わりではありません。
その後の調査も含めて進んでいくものです。
当事務所では、その過程も含めてサポートしています。
まとめ
労基署から調査票や質問票が届くと不安になるかもしれません。
しかし、精神障害の労災申請では珍しいことではなく、通常の調査手続の一部であることがほとんどです。
- 調査票が届くのは通常の流れ
- 精神障害の労災では高い確率で届く
- 新しい主張を大量に書く必要はない
- 過去の資料との整合性が大切
- 提出後に不安になるのは自然なこと
分からないまま返送する前に、一度立ち止まって整理するだけでも不安が軽くなることがあります。
調査票が届いたからといって、不利になったわけではありません。
まずは落ち着いて内容を確認し、これまで提出した資料との整合性を意識しながら対応していきましょう。
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